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1.栽培履歴の管理

本システムでは、通常 複数作物が同時並行的に栽培され、その初期段階から履歴管理を開始し、計画、播種〜出荷段階で発生する複数作物に対する各種作業を作業日報として登録します。

 その結果、「作物名」を指定すると、圃場の付帯情報、農薬防除の日付・種類・散布量、施肥の日付・施肥量、播種・移植・定植の経過等を記載した栽培履歴表(栽培日誌)を検索、印字することが出来ます。もちろん 出荷時点の提出も可能に成り、生産履歴の追跡:トレーサビリティの基礎となる管理機能を提供いたします。

2.作業支援への資料提供。

 この機能は、出荷作業に必要な「出荷指図書、ピッキング(品揃え)票、出荷実績表、納品書、請求書」などを作成し、出荷作業の支援を行います。

 これら一連の操作を行う事で、自動的に品目毎の在庫残を算出、「出荷情報」の作業日誌への記載などの関連情報が自動的にリンク(連動)します。

3.入力操作の軽減と正確性を追求

 ご利用者のキーボード操作を最小限にして、操作性の向上と負担の軽減を図っています。 例えば、日付の入力はカレンダーによる選択入力方式を採用して、曜日・休日・月末日が一目でわかる仕組みを利用しています。また、住所入力では郵政省が提供している「郵便番号簿」を内部に取り込んでいるため、 難しい地名入力や郵便番号入力の操作を軽減しています。

4.操作の簡素化と省力化

本システムでは操作の簡素化や省力化を目指して開発を行っています。例えば、 すべてのコード入力はメニュー選択を可能にしています。 また、すべての帳票はA4用紙を採用しているために、 専用の印刷帳票を不要にして経費の節減を図っています。

5.ユーザを意識した改善の継続

本システムでは、ご利用者の要求によって各機能の拡張、 変更、削除が容易に実現できる設計になっています。 また、ご利用パソコンの基本ソフト(OS)への適合を前提にした設計を進め、 初期から最新の基本ソフト(OS)、機種・ネットワークなどへの対応も十分に可能な設計としています。

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